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雑学

【美容師が考える】市販カラー最大のデメリット

2017.02.05 脇方 孝行

いつでも好きなときに染められるホームカラー とってもお手軽な存在だね   美容院に行くのは面倒だし 料金も高い… ホームカラーなら 好きなときにできるし ドラッグストアへいけば数百円で買えるしね♩   でもでも…   ホームカラーは髪が傷む 一般的にはそう言われているよね 『市販のカラー剤は品質が悪い』 『美容院はいいもの使ってるからでしょ?』 そう思ってる人が多いみたいだけど それって本当なの?     こんにちは! 石川県金沢市久安にある美容室 alica(アリカ)脇方 孝行(ワキガタ タカユキ)です 気軽に ワッキーって呼んでください! ▶︎【プロフィール】はこちら
美容院のカラー剤】と【市販のカラー剤】は ダメージ的観点からいうと 実はほとんど違いなんてないんだよね   じゃ なんでホームカラーは傷むの!? 201702063   その原因は 【カラー剤の塗り方】なんだよね!   カラーの塗り方で 髪の傷みは ぜんぜん変わっちゃうんだ!! ↓↓↓ 美容院でのカラー 染め方で髪のダメージはこんなに違う!     ✔️生えてきたばかりの髪の毛を100点満点とする ✔️カラーはマイナス15点 同じ箇所を 何回も染めると その回数分だけ減点されていき 髪の傷みは増加する一方なんだよね   新しく生えてきたところだけを染める 【リタッチ】という染め方が ダメージを最も抑えられる方法なんだけど 自分の髪を のびてきたところだけ きちんと塗り分けることなんて到底無理… 必ず毛先までカラー剤がついてしまう 201702045   染めた回数分だけ髪は傷むわけだから どんどん髪は傷んでいくよね   これが 美容院でのカラーに比べ ホームカラーの方が傷む理由(のひとつ)なんだ   でも ホームカラーの影響で もっと嫌〜なことがあるんだよね   それはダメージのムラ!! 201612274   自分で染める場合 頭の部位によって ”塗りやすいところ””塗りにくいところ”があるよね 201702062   塗りやすいところは カラー剤をたくさんつけるんだけど 塗りにくいところは カラー剤をうまくつけられない 首元なんて まったく染まってないことが多い…   結果的に カラーをたくさんした髪あまりカラーしてない髪が 混在しちゃうんだよね   そうすると☟ 201702061   ダメージのムラができてしまうんだ   自分の見える顔周りばかり塗って 後ろのほうはほとんど塗られていないなんて良くある話 塗り分けができていないのだから ダメージのムラはかなーり複雑   ”どの髪がカラー何回分のダメージ” なんてのはまったくわからない ヘタすりゃ 隣り合う髪でも ダメージが全く違うなんてことも…   そんなダメージ状態の人が パーマ縮毛矯正をしたとする おそらく 『髪がバサバサでまとまらない』『かかりが弱い』 のどちらかになってしまうはず!   というのも 美容師は パーマや縮毛矯正をするとき 髪の状態にあわせて薬剤を選ぶんだ ✔️ダメージ大 → 弱い薬剤 ✔️ダメージ小 → 強い薬剤 簡単に言えば こんな具合に薬剤を調整するんだけど 複雑なダメージムラに 完璧に合わせることなんて到底不可能…   ダメージの小さい部分に薬剤を合わせれば ダメージの大きい部分はバサバサやチリチリ・ビビリ毛… ダメージの大きい部分に合わせれば ダメージの小さい部分はパーマがかからなかったりくせがのびなかったり… こんな結果になるのが目に見えてる そんなメニュー ゲストに施術なんて絶対できないよ!   ということで “ホームカラーが引き起こすダメージのムラ” これが ワッキーが考える 市販カラーの最大のデメリットなんだ!     ということで今日はここまで! みなさんのおかげで 今日も楽しく過ごしてるワッキーでした  
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